革命のファンファーレ [本]
吉本芸人のキングコング西野亮廣さんによる、ビジネス書。いや、ビジネスだけというわけでもないような気が。
「えんとつ町のプペル」が32万部を越えた。5千部売れればヒットと言われる絵本市場のなかではとてつもない売り上げである。
もちろん「えんとつ町のプペル」の絵本自体の出来が素晴らしい(ただしヤングアダルト~大人向け)が、ここまで売れるためには、それだけでなく、世間に広めていく手法や仕掛けがすごかった。
有名人である西野さんだからできるでしょ?というツッコミにも答えられていて、既存の方法ではなく、それを打ち破る工夫やアイデアが必要だなと感じた。
ただ、何かを生み出すためにはアイデアだけではなく、それを実現するだけの努力が必要で、西野さんはその努力を積んでこられたのだと思う。
誰にでもできることではないなあと感じた。
で、「えんとつ町のプペル」製作についてもかなり割かれています。
この絵本を作るところから、読者に手渡し、さらにイベントやSNSなどを通してファンを広げていく様が、西野さんにとってもひとつのモデルケースなんだろうなあということを感じた。
2017-12-15 13:29
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