なぜ迷う? 複雑怪奇な東京迷宮駅の秘密 [本]
なぜ迷う? 複雑怪奇な東京迷宮駅の秘密 (じっぴコンパクト新書)
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2017/07/07
- メディア: 新書
東京には、たくさんの人々が住んでいる。そして東京の職場や学校に通っている人もたくさんいる。
そんな多くの通勤・通学客が鉄道を利用し、駅を通り過ぎていく。
迷宮(ダンジョン)とでも言うべき巨大な駅は、いつどのような経緯でできたのか。
それを鉄道の工事の面、路線や地域の開発の面から書かれている。
最初に、鉄道の駅に出てくる島式ホーム、相対式ホームの用語の説明を書いてあるところも詳しい。
まったく知識がない人にもわかりやすいと思う。
ダンジョン駅は、そのでき方から分けて紹介されている。
次々につないでいった「切り貼り駅」
ホームが何層も重なった「立体構造駅」
シンプルなのに迷いやすい「井桁駅」
それぞれのタイプのダンジョン駅で何故迷いやすいのか実際の駅の構造をもとに紹介していてわかりやすい。
あまり乗らない駅は迷ってしまいがちだけど、読みながら、そうだよね、だからわかんなくなるのよね〜って諦めがついた(笑)