So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

鉄道まるわかり 001 京急電鉄のすべて [本]


鉄道まるわかり 001 京急電鉄のすべて

鉄道まるわかり 001 京急電鉄のすべて

  • 出版社/メーカー: 天夢人
  • 発売日: 2018/11/16
  • メディア: 単行本

 鉄道まるわかり001,京急電鉄。

 鉄道まるわかりシリーズのトップナンバーですよ!どうですかお客さん!

 注:トップナンバーとは,鉄道車両の形式の最初につくられた1号機のことを,鉄道ファンの方はよくトップナンバーと呼び,崇め奉る傾向にある。

 閑話休題。

 「旅と鉄道」編集部編,京浜急行協力の,京浜急行をよく知らない方にも,全ページカラーでよくわかる京急本。巻頭,浦賀水道を背に走る京急2100型のカラー写真がめっちゃきれい。
 赤い電車でおなじみの京急電鉄。赤い彗星京急電鉄。通常の3倍速い京急電鉄(嘘ですよ)。

 鉄道まるわかりシリーズはライトな層の方にも,わかりやすいよと自信を持っておすすめできます。
 いやぁ,私もライトな鉄道好きですから。〇〇鉄だと申し上げられるほど,鉄道を極めているわけではないのです。

 京急の基本的な路線情報とか,京急の駅とか,京急の現役,引退した車両とか,京急という鉄道会社がどんなことに力を入れているのかとか,京急の強みとか。鉄道新参者にも判りやすいです。
 刊行されたのが2018年11月なので,そのあとにダルマと呼ばれ親しまれていた800型が引退してしまいましたね。

 京急道(てなものがあるか判らないけれど)の入り口に是非。

章立てはこちら。
 第1章 京急電鉄の企業がわかる
 第2章 京急電鉄の路線がわかる
 第3章 京急電鉄の駅がわかる
 第4章 京急電鉄の車両がわかる
 第5章 京急電鉄の歴史がわかる
 第6章 京急の魅力がもっとわかる

おまけの京急1201編成@神奈川駅
DSC_0126_540.jpg


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

京急とファン大研究読本 赤い電車に魅せられて [本]


京急とファン大研究読本 赤い電車に魅せられて

京急とファン大研究読本 赤い電車に魅せられて

  • 出版社/メーカー: カンゼン
  • 発売日: 2019/11/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 女子鉄アナウンサー,久野知美さんが,濃い京急ファンの方と対談したり,インタビューしたりした本。
 久野さんもそうなんですが,この本のどのページからも熱すぎるほどの京急愛を感じます。

 タモリ電車クラブでおなじみの岸田繁さん,廣田あいかさん,ダーリンハニー吉川正洋さん,六角精児さんと,『シン・ゴジラ』の監督・特技監督を務められた樋口真嗣さんときたら,もう,メンバーを見るだけて濃厚すぎて卒倒しそうです。

 その他にも,模型好きが高じてジオラマ製作者になった人とか,京急の廃車車両をそのまま買って自社ビルに展示しまった人,京急のダイヤに詳しすぎる人とか,一般人でも京急愛が強い人のインタビューもあります。こちらも濃い。

 京急の広報の大久保さんへのインタビューもありますよ。タモリ倶楽部にも出演なさってた(笑)。

 その他,京急の運転手さんへのアンケート調査,南田さんと京急本社に眠る京急ファン垂涎のお宝を発掘に行く話とか,妄想鉄とか,あっ,ほとんどです。超良いです。

 京急ファンには,☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆くらい。

 個人的に,花月園駅からJR鶴見線の国道駅まで乗り換えができることを知ったのはこの本です。
 読んだ後に行ってしまいました。

 from 花月園前
DSC_0050_540.JPG

 to 国道
DSC_0058_540.JPG


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

あの家に暮らす四人の女 [本]


あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)

あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/06/22
  • メディア: 文庫

 阿佐ヶ谷駅から徒歩約20分。杉並区の善福寺川が蛇行するあたり。
 そこに,女ばかり四人が暮らす家がある。
 牧田家は庭付きの古い洋館。
 台所はリフォームしたものの,それ以外は建てたときのまま,長い年月が経っている。

 刺繍作家で,家でこじんまりと刺繍教室を開いている娘の佐知。
 外で働いた経験はなく,自分で稼いだこともない「箱入り娘」のまま七十代を迎えた母の鶴代。
 そこに,仕事はできるけれど男の影も形もない雪乃がひょんな事で転がり込んできて,その数カ月後にストーカーとなった元カレから逃げる形で雪乃の会社の後輩の多恵美が転がり込んできて。

 奇妙な形での四人での暮らしと,庭の離れで先代のころから用心棒のように暮らしている山田老人。

 日常の小さな出来事,喜び,憤り,悲しみ,落胆,ていねいに読ませてくれる本です。
 全くちがうタイプの四人それぞれの人生というか,女の一生の縮図を見ているみたいです。
 私個人的に一番共感できるのは佐知でしょうか。

 ただ,後半,ものすごく物語が動きます。ネタバレになるので書きませんが。すごいです。(語彙力ナシ)


 『細雪』谷崎潤一郎へのリスペクトありきで書かれたそうですが,その『細雪』はまだ読んだことがないので,これをきっかけに読んでみたくなりました。



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

攻めてるテレ東、愛されるテレ東: 「番外地」テレビ局の生存戦略 [本]


攻めてるテレ東、愛されるテレ東: 「番外地」テレビ局の生存戦略

攻めてるテレ東、愛されるテレ東: 「番外地」テレビ局の生存戦略

  • 作者: 太田 省一
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本

 大事件が起こったときに,他局ではニュース映像が延々と流されるなか,テレ東だけ,もともと予定していたアニメやドラマを放送しているとか。
 他局と比べ,あんまり予算かかっていないように見えるけれどアイデア勝負ですっごく面白い番組があるとか。
 素人に頼りすぎる番組作りをしているけれど,その素人さんがとても味があって,そのうち著名人になってしまうとか。

 モヤッとテレビ東京に抱いているイメージがまさにそのとおりだったなあと読んで思いました。
 また,首都圏では後発のテレビ局だったこともあり,人員的にも,予算的にもそうせざるを得ず,そこからアイデア勝負で,ニッチな分野を切り開いていくような番組作りになったのだと,きちんと説明を受けた気分でよみました。

 テレ東の歴史的な部分も,放送されてきた様々な番組も,データとしてたくさん載っています。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

タスキメシ(再読) [本]


タスキメシ

タスキメシ

  • 作者: 額賀 澪
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/11/25
  • メディア: 単行本

 こちらは,再読です。

 4年近く前に読んでいますね。

 100%純粋青春小説「風が強く吹いている」アニメ化をきっかけに駅伝沼にハマりましたが。
 いや,駅伝そのものは毎年テレビで見ていたんですよ。
 しみじみ見始めたのが,東洋大の柏原竜二さんが2年生のときの箱根駅伝から。いやあ,強かったですね~。
 あとから,柏原さん1年のときの箱根をリアルタイムで見られなかったことを非常に残念に思いました。
 強い。とにかく強い。
 で,ご本人の人柄もいい。当時,あれだけオタクなのを公言していたランナーさんっていなかったんじゃないかと。

 それで,正月の駅伝に合わせて,必ず三浦しをんさんの「風が強く吹いている」小説版も読んでいたのです。

 ただ,アニメ化で,あの風強のキャラクターたちが動いて,喋って,美しい映像になって。
 いやー沼りましたね~。
 小説版も感情が大きすぎて,未だに感想が書けない。

 閑話休題。

 なので,沼る以前には,まあ,駅伝青春小説でいい話だけど,って軽く読んでいた程度だったのですね。
 あ,あと,眞家や助川たちの神野向高校が茨城だったものですから,神宮橋という地名に,ああ,鹿嶋と潮来のとこのね,とか,藤宮のいる茨城の強豪校,水堀高校は,あの高校がモデルだなとか。

 再読したら,いやー,眞家早馬,本当にしんどい。
 高校2年のとき右膝を剥離骨折。半年走ることができない。3年の春夏のシーズン大会に出場することができなくなった。同学年の親友助川にも,ひとつ下の弟春馬にも,走りで置いていかれる焦り。
 陸上から離れようかという思いがでてくる。

 そんなとき,担任の稔のはからいで料理研究部の井坂都のところへ連れてこられる。
 あまり戦力にならないながらも都の料理の手伝いをしているうちに,料理すること,食べること,そして走るための体をつくることが繋がっていく……。

 って,風強のハイジさんじゃん!
 ああっ,辛いしんどい尊い。

 そういうわけで,再読したら以前にはわからなかったことが見えてきて,すっごく良かったという話でした。

 「タスキメシ箱根」も近日読む予定。楽しみ。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

いちばんでんしゃのうんてんし [絵本]


いちばんでんしゃの うんてんし (福音館の科学シリーズ)

いちばんでんしゃの うんてんし (福音館の科学シリーズ)

  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: 単行本

 「いちばんでんしゃのしゃしょうさん」をかいた,竹村宣治さん・文,大友康夫さん・絵の組み合わせです。
 車掌に続いて,運転士の仕事が描かれています。

 本文(*注釈以外の部分)は10分程度で読めます。
 小学生,電車好きの子なら年長くらいでも楽しめると思います。

 中央線の一番電車の運転士さんのお仕事。

 運転士のなかむらてつやさんが,朝の一番電車の東京発高尾行き431Tに乗務します。
 そのための起きてからの流れが,事細かく描いてあります。
 絵本なので,正確なことは当然ながら,子どもにもわかりやすい簡潔な文体,電車の中の様々な設備や装置など。中央特快の基本的な知識はきちんと織り込まれていると思います。

 運転士の場合,定時運行が大事。喚呼に「ていじ」が何回もでてきます。13秒遅れを,次の駅の停車時間を短くして定時に戻すんだなあ,職人技だなあ。

 大友さんの正確で,なおかつ色鉛筆主体の優しい絵。
 電車は機械なんだけど,でも,それだけではないんだなあと感じます。

 子どもたちにとって,運転士のなかむらさんといっしょに一番電車に乗ったような満足感が感じられる本なんじゃないかなと思います。

 児童向けだけど,大人が読んでも大丈夫。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

いちばんでんしゃのしゃしょうさん [絵本]


いちばんでんしゃの しゃしょうさん (福音館の科学シリーズ)

いちばんでんしゃの しゃしょうさん (福音館の科学シリーズ)

  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: 単行本

 三鷹車掌区で中央線の車掌をしていた竹村宣治さんの文。絵は大友康夫さん。 

 本文(*注釈以外の部分)はおよそ14分で読めます。
 年齢的には少し高めかな。小学校中学年くらい,電車好きなら,低学年でも読めると思います。

 中央線の一番電車の車掌さんの本。
 車掌さんの,やまなかすすむさんが前日に車掌区に入るところから始まります。乗務員向けの自動起床装置で起床するところも。

 三鷹発東京行きの一番電車。
 さまざまな点検などを経て,実際に乗務した車掌さんのお仕事が次々と出てきます。
 時計がそばに描いてあって,時間の流れもわかりやすいです。時間を追って,どんな事が起こるのかなあとわくわくします。
 ときには,イレギュラーなことも。普段見かけない車掌さんの仕事に,こんな事もやっているんだと驚かされます。

 とにかく正確な絵。そして電車なんだけれど色鉛筆主体の優しい絵。
 よくよく見ると,ペンでの線画も,機械的にまっすぐではなくて,人の手で描いた微妙な震えがあります。
 電車という無機質なものを,すごく柔らか描いている絵でいいなあと思います。
 児童向けだけれど,大人が読んでも読み応えがあるというか,車掌さんはこんな仕事もやっていたんだ~というのがよく分かります。

 注釈が多いので,普段あまり目の当たりにしないさまざまな機器類などについてもくわしくなれます。

 三鷹発東京行きから,折り返しの東京発三鷹行きまで。一緒に電車に乗っているような気分。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

ののはな通信 [本]


ののはな通信

ののはな通信

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/05/26
  • メディア: 単行本

 二人の女性の、手紙のやり取りの形をとった小説。

 野々原茜(のの)と牧田はな(はな)は、聖フランチェスカというミッションスクールの同級生。
 普通の家庭の子の のの と、父親が外交官で海外生活の経験も豊富なお嬢様の はな。
 家庭環境は違うのに、とても仲の良い親友だった。
 授業中に回す手紙や、速達で郵送した手紙、大人になってからはEメールと、形を変えながら、時には音信が途絶えるときもありながらずっとつながってきた。
 二人の関係性はその時々で変わりつつあったが、それでもお互いを常に意識していたのだ。

 往復書簡なのに、愛とか、恋とか、びしびし感じるんです。
 愛のあり方とかほんといろいろ。与える愛。奪い取る愛。嫉妬する愛。
 オイラにはよく判らないところもあるけど、それでもお互いを想う気持ちは尊い。

 あとは二人の生き方というか,あれっ,途中で何かが変わってきてる?
 手紙しかないのに,不思議なくらい二人の周りの空気感のようなものが見えてきます。

 何だかんだと最後まで読まされてしまったなあ。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

時刻表ファン1000万人の“発見” [本]


時刻表ファン1000万人の“発見” (マイロネBOOKS)

時刻表ファン1000万人の“発見” (マイロネBOOKS)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTB
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本

 JTB時刻表の人気コーナー、「グッたいむ」と「たいむたいむてぇぶる」の投稿作品を700点ほど集めた本。
 2002年発刊のこの本は1979年5月に始まった「たいむたいむてぇぶる」、1989年7月に始まった「グッたいむ」の数多ある作品を集めています。前書きにもあるように、収録点数が限られ掲載できなかった作品もあることをお詫びされています。
 JTB時刻表の小口寄りの欄外スペースに、短いながらも味のある作品。
 字数が限られるなかで、なんか笑えてしまう作品、ほっこりする作品があります。

 また、「白鳥」号の廃止など、その時代の鉄道トピックがいろいろなところに溢れています。

 投稿された時代も、本自体も古いものなので現在では変わったりなくなったりするものもあります。鉄道を通して時代がうかがえる回顧本だと思います。じわじわきました。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

愛なき世界 [本]


愛なき世界 (単行本)

愛なき世界 (単行本)

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/09/07
  • メディア: 単行本

 洋食屋「円服亭」は,国立T大学の赤門の向かい辺り,本郷通りから細い道にちょっと入ったところにある。
 藤丸陽太は,この円服亭の2階に住み込んでいる。店主の円谷正一の料理人としての技を少しでも取り入れようと見て,盗もうと日々努力している。

 この円服亭で,夕食時に配達をすることになり,藤丸が自転車で配達を任されるようになる。
 すると今まで常連でもあったT大大学院の理学研究科の松田賢三郎教授とその研究室の大学院生からの注文が入るようになる。
 宅配サービスをきっかけに,藤丸は松田研究室に出切りするようになり,研究室の人々とも打ち解けるようになった。
 そして,研究室の大学院生,本村紗英の研究をしているシロイヌナズナを見せてもらったりしているうちに,思わず告白をしてしまうのだが……。


 生物科学,植物学に打ち込む研究室の人々,特に大学院生たちの研究に打ち込む毎日を垣間見た気がします。
 
 シロイヌナズナがモデル植物としてゲノムが全て解明されていること,遺伝子の変異から,葉の大きさ,本葉が出るまでの時間,など表出する特徴の違いを追求していることなど,非常に細かい研究をしているんだなあと感じました。
 大学院レベルだと,その形質を突き止めるために千二百粒の種子をロックウールという培地に蒔き,それを発芽,生育させて特徴を調べる……という気の遠くなるほどの研究をしているんだなあと感じました。

 植物に脳もない,神経もない,だから感情も愛もないという感覚も,自分には新しいものでした。

 自分が学生のとき,まあ学部レベルでしたが地質学で,火山灰の中の火山ガラスの形質や屈折率を調べ,他の露頭の層と同定するという,始めっから生物ではないものが研究対象でした。
 植物だって長い時間の間には根や葉が伸び,花がさいで実もできる……という,生物としての変化があって,生きているんだなあと思っていたのです。


 ですが,そうか,生物だけど植物には愛はないのか……。
 本編には全く関係がありませんが,その感覚が自分にはとっても新鮮でした。

 研究を突き詰める,ここでは植物学ですが,学問にのめり込むという人生もまたすごいことなのだと思います。学問を突き詰めるだけの頭脳と集中力と根気がなかった自分にはすごく眩しい世界です。

 エッペンチューブ,懐かしいな。オイラは殆ど使わなかったけれど。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:
前の10件 | -