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ぬいは今日も元気です わにわに物語II [本]


ぬいは今日も元気です―わにわに物語〈2〉 (講談社文庫)

ぬいは今日も元気です―わにわに物語〈2〉 (講談社文庫)

  • 作者: 新井 素子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 文庫


 「わにわに物語」の続編で、新井素子さん家のぬいぐるみさんたちが色々と活躍します。

 新井素子さん家のぬい(ぬいぐるみの略)は総勢400を超える大所帯。しろわに一族のわにわにが、前作に続き、新井家のぬいたちを紹介します。

 新井さん家には不思議なぬいが多いというか、ぬい好きを公言し、SF大会などの集まりではぬいを連れて歩いたり、ファンから手作りのとても特殊なぬいをもらったり、いやはやすごいです。ミトコンドリアとか、赤血球とか、はたまた本来は不定形の白血球だとか、想像の斜め上をいくぬいたちになんだか笑わされました。

 まるで人間関係の縮図みたいというか、わにわにの性格が、礼儀を重んじ、長幼の序をわきまえるとか、上下関係にうるさいというのがなんかすごい。人間だって、上下関係にうるさい人はいるけれど、ぬいなんですよ。

 そのわにわに、新井素子さんにわにの話ばかりするなと叱られつつ、新井さん家の長老わにエッセルさんとか、旦那さんがケチャップの懸賞であてたまさに「ケチャップ」というぬいとか、ちゃっかりわにの話が多めなのが可愛い。

 しかし、新井さん家のぬいは新井さんに薫淘を受けているからなのか、結構考え方や理屈がしっかりしています。
 うちのぬいぐるみたち、ひでひ子(仮)、みき(仮)のお気に入りのくーちゃんややよちゃんは精神年齢、小学校3年生くらいです。これから成長するのか?

 それはさておき、この本を読んで電波系?と思われる方が多いだろうなあというのは否定できません。でも、ぬいぐるみたちが新井素子さん、それから旦那さんの癒しであり、心の支えなんだろうなあというのはひしひしと感じます。ぬいさんは癒しのマジシャンなんです(笑)




 奥のほぼ二頭身なのがカピバラのやよちゃんで、手前の小さいラグビーボールみたいなのがヨコヅナクマムシのくーちゃん。精神年齢幼いけど、うちの子たちも可愛いんです。(笑)
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