ぬいは今日も元気です わにわに物語II [本]
「わにわに物語」の続編で、新井素子さん家のぬいぐるみさんたちが色々と活躍します。
新井素子さん家のぬい(ぬいぐるみの略)は総勢400を超える大所帯。しろわに一族のわにわにが、前作に続き、新井家のぬいたちを紹介します。
新井さん家には不思議なぬいが多いというか、ぬい好きを公言し、SF大会などの集まりではぬいを連れて歩いたり、ファンから手作りのとても特殊なぬいをもらったり、いやはやすごいです。ミトコンドリアとか、赤血球とか、はたまた本来は不定形の白血球だとか、想像の斜め上をいくぬいたちになんだか笑わされました。
まるで人間関係の縮図みたいというか、わにわにの性格が、礼儀を重んじ、長幼の序をわきまえるとか、上下関係にうるさいというのがなんかすごい。人間だって、上下関係にうるさい人はいるけれど、ぬいなんですよ。
そのわにわに、新井素子さんにわにの話ばかりするなと叱られつつ、新井さん家の長老わにエッセルさんとか、旦那さんがケチャップの懸賞であてたまさに「ケチャップ」というぬいとか、ちゃっかりわにの話が多めなのが可愛い。
しかし、新井さん家のぬいは新井さんに薫淘を受けているからなのか、結構考え方や理屈がしっかりしています。
うちのぬいぐるみたち、ひでひ子(仮)、みき(仮)のお気に入りのくーちゃんややよちゃんは精神年齢、小学校3年生くらいです。これから成長するのか?
それはさておき、この本を読んで電波系?と思われる方が多いだろうなあというのは否定できません。でも、ぬいぐるみたちが新井素子さん、それから旦那さんの癒しであり、心の支えなんだろうなあというのはひしひしと感じます。ぬいさんは癒しのマジシャンなんです(笑)
奥のほぼ二頭身なのがカピバラのやよちゃんで、手前の小さいラグビーボールみたいなのがヨコヅナクマムシのくーちゃん。精神年齢幼いけど、うちの子たちも可愛いんです。(笑)
2013-08-01 23:54
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