はらぺこあおむし [絵本]
言わずと知れた,定番絵本。
子どもに読み聞かせをするときに必ず挙げられる本なのでは。
たまごからうまれた,ちっぽけなあおむしは,げつようびにりんご,かようびになし,と,いろんなものをどんどん食べていきます。はらぺこなあおむしは,あまりにも食べすぎておなかがいたくなってしまったのですが……。
ストーリーはまっすぐで小さい子どもにもよくわかります。
また,絵本の色合いがとにかく鮮やかできれい。
きれいだなあ,明るい色だなあ,っていうのが小さな子どもの成長に,とっても大切なんだなあと実感できます。
それから,絵本のページが,果物1つずつずれた裁ち方になっていて,5種類の果物がならんできれいに見えているのと,りんごやなしやすももに穴が空いているのとが,小さな子どもの心をがっちりつかみます。
うちの姉妹は何回も何回も読んで,今うちにある「はらぺこあおむし」は手垢と謎のシミがついて残念な感じですが,それもまた子どもたちに愛された本の証拠なのでしょう。
対象年齢は,0歳から。4か月検診のときの,ブックスタートにもよく使われる本のような気がします。
お母さんが赤ちゃんを膝に抱っこして読んでやると,赤ちゃんは意味がわからなくても直感的に食い付いてきます。穴に指入れます。(笑)
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