カラー図解 楽器から見るオーケストラの世界 [本]
トロンボーン奏者でもあり、多くの音楽雑誌の執筆も行っている佐伯茂樹さんの著書。
各時代、17世紀後半、ヴィヴァルディやヘンデルの編成から、現代に近いマーラーやラヴェルの編成まで、時代ごとの特徴がカラーで図解されていて分かりやすいです。
また、世界の有名オーケストラ、ベルリン・フィルやウィーン・フィル、フランス国立管弦楽団など、様々なオーケストラの編成やその国ならではの楽器を紹介されています。
ドイツなどのオケではファゴット、フランスのオケではバスーンと、似て非なる楽器を使っていることがあるのは知っていましたが、それが予想外にたくさんあって驚きました。
一般的なF管B管のダブルホルンがドイツ式ホルンだってことや、ナチュラルホルンを母体に発達してきたフランス式ホルンや、独特の構造を持つウィンナヴァルヴを使ったウィーン式ホルンなど、カラー写真を見ているだけですごいなあとオイラ一人だけ興奮の坩堝です(´Д`)
この本のホルンの写真でだけ興奮しているのは、オイラが素人ホルン吹きだからです。今は楽器の掃除だけやってこれでいっか、って終わっちゃってる感じです。(´・ω・`)
あっ、ホルン以外の楽器も詳しく書いてあります。(・∀・)
2013-01-22 15:21
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