キケン [本]
小説新潮2009年7月号~9月号に連載されました。
成南電気工科大学の機械制御研究部、略称【機研】。その名の通りキケン過ぎる二年の先輩、爆発物を扱わせたら右に出るものはいないユナボマー上野、そして通称大魔神、普段静かだがキレると手のつけられなくなる大神の二人に、翻弄される一年元山高彦たち。
その常識はずれた危険なサークル男子の青春ストーリー。(笑)
大学生の意味不明なエネルギーが随所にちりばめられていて読んでいて楽しいです。学園祭での学生のお祭りを超えたレベルの本気のラーメン店、工業系大学ならではの県主催のロボット相撲大会など、大学の無駄に真剣になれるところが、なんだか懐かしいなぁと。自分は教育系の大学出身で、まあ、本気でラーメン作ったりロボット作ったりはしてないのですが、大学生時代のメチャメチャ楽しかった記憶に重なる部分がたくさんありまして。
歳取ったからとても懐かしく、キラキラして見えるんでしょうかね。
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