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ぐるぐる♡博物館 [本]


ぐるぐる♡博物館

ぐるぐる♡博物館

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 三浦しをんさんが,日本のいろいろな博物館を見に行き,それをレポートした本。
 10の博物館と,おまけとして3館について紹介。

 博物館というと,お堅いイメージもあるが,お堅いものだけでなく,面白いもの,ゆるいもの,ニッチなもの,地元の人達とのふれあいも感じられるものと様々である。
 それが,三浦さんの文章でとても面白くなっている。

 上野の国立科学博物館は,オイラもわりと行く博物館だが,猿人やフローレス原人などのくだりは,見てはいたけれどそこまで細かい知識として知らなかったのである。

 また石ノ森萬画館は,この本を読んでぜひとも行きたくなった。
 まず宮城県石巻市まで行くのがオイラにとってハードルが高いのだが,宮城に行くことがあったらぜひともルートに入れたい。



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箱根登山鉄道125年のあゆみ (キャンブックス) [本]


箱根登山鉄道125年のあゆみ (キャンブックス)

箱根登山鉄道125年のあゆみ (キャンブックス)

  • 作者: 生方良雄
  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2013/09/14
  • メディア: 単行本

 JTBのキャンブックスシリーズの1冊。
 箱根登山鉄道は,箱根観光の際にぜひとも活用したい本格的な山岳鉄道路線である。
 箱根登山鉄道の前身,小田原馬車鉄道が国府津-小田原-湯元間を開業させたのは明治21年(1888年)。この本が発行された平成25年(2013年)は,それから125年にあたる。
 それまでの小田原馬車鉄道,小田原電気鉄道,箱根登山鉄道の歴史を,多くの写真や図をもとに詳細に記述された本。

 鉄道の写真も豊富だし,ポスターやきっぷ,歴史的な資料もたくさん載っている。
 歴代の車両も写真の残っているものはほぼ網羅されている。
 チキ1形から,車両の鋼体化・複電圧化などの改造を経てモハ1型になるなど,車歴の表や,今までの車両の図面もある。

 ラックレール(歯軌条式鉄道)を使わない粘着式の鉄道では最高の勾配80‰(パーミル)や半径30mの急な曲線,3か所のスイッチバックなど,天下の険を登るべく,山岳鉄道としての技術が集められている。
 それから,軌間の違う小田急線との相互乗り入れのため,三線軌条があるなど,鉄道好きにはたまらない路線だが,微に入り細に入り記載されていると思う。

 個人的に,細かいスペック表などは読み飛ばしてしまったところもあるけれど,綿密に調べたいときにはとても役に立つと思う。

 個人的に,箱根登山鉄道の車両について調べたいと思っていただけなのだけれど,写真と資料がとても充実していてとてもいいと感じた。



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