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まぁちんぐ! 吹部!#2 [本]


まぁちんぐ! 吹部!#2

まぁちんぐ! 吹部!#2

  • 作者: 赤澤 竜也
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/31
  • メディア: 単行本

 吹部!の続編。
 都立浅川高校吹奏楽部。鏑木沙耶。2年生のとき赴任してきた新しい音楽教師で顧問の三田村昭典に,吹部の部長を押し付けられる。三田村先生,略してミタセンは,緩かったそれまでの吹部に対して,急に吹奏楽コンクールで全国を目指せと言い出すようになり……。というのが前作。

 それから1年。今度は,副顧問が異動で交代し,体育教師の嘉門洋子,あだ名はカモティがやってきた。
 カモティは,音楽について専門外なのに,マーチングで全国を目指すと言い出し,座奏の吹奏楽コンクールに力を入れてきたミタセンとの大人げない戦いが勃発。
 部員たちも内部でギクシャクしてきて……。

 大人気ないけど音楽的には素晴らしい才能の持ち主ミタセンと,体育教師でマーチングのドリルの動きが完璧に指導できるカモティ。部員の意向はお構いなしに突っ走る顧問と副顧問。それに翻弄される沙耶をはじめとする部員たち。そして部活もバラバラに……。
 荒唐無稽なストーリーにも思えますが,物語にグイグイ引っ張られて読みました。
 翻弄されるタイプの常識人,沙耶を応援したい。そんな気持ちで読んでいました。



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とこちゃんはどこ [絵本]


とこちゃんはどこ

とこちゃんはどこ

  • 作者: 松岡 享子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1970/07/01
  • メディア: 単行本

 4分半~とはあるけれど,3歳~
 実際には読み聞かせている子どもたちと,とこちゃんを探すので,もう少し長くかかるかも。
 とこちゃんは,
 「ミッケ」シリーズや「ウォーリーをさがせ!」シリーズが好きな子には,どこちゃん探しは簡単かもしれません。

 とても元気なとこちゃんは,よくとことこと,どこかに行ってしまいます。おばあちゃんからもらった赤い帽子を,かぶったとこちゃんはどこ?
 絵の中に隠れているとこちゃんを探すのですが,最初の方で余裕だと思っていても,だんだん絵が細かくなっていて人々が増えてきてどこにいるか探し出すだけで大変。でも,見つけたときはとっても喜んでいます。


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おふろだおふろだ [絵本]


おふろだ、おふろだ! (幼児絵本シリーズ)

おふろだ、おふろだ! (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 渡辺 茂男
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1986/09/25
  • メディア: 単行本

 約1分。2歳位の幼児から楽しめるのではないかと思います。
 わたなべしげおさん文,おおともやすおさん絵のくまくんシリーズの一冊。

 どろんこになったくまくんが,お父さんと一緒にお風呂に入る話。
 何のことはない日常だからこそ,子どもたちもくまくんに感情移入して見られるのではないかと思います。
 お父さんとお風呂に入って,ごしごし体を洗って,お風呂に浸かって十まで数えて。

 ふつうのお風呂が,なんとも幸せだなあと読んでいる大人は感じるのです。


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でんしゃは うたう [絵本]


でんしゃは うたう (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

でんしゃは うたう (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

  • 作者: 三宮 麻由子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: ハードカバー

 幼児絵本,ふしぎなたねシリーズの一冊。

 3分くらいで読めます。対象は……3歳以上くらいでしょうか。

 「でんしゃはうたう」は,ほぼ電車の音,擬音のみです。
 入線し,ドアが開き,発車のベルが鳴り,心地よいジョイント音を刻みながら電車は走っていく……。その音が本当の電車のよう。

 また,絵もすごいです。最初と最後を除けば,ほぼほぼ先頭車両かぶりつきの前面展望。最初の方に引きで描かれている男の子の目線なのですね。
 線路と,周りの町並み。‪商店街とそこに来る人々,踏切で電車を待っている人,鉄橋,モノレール。最後の平面交差は圧巻。モノレールと立体交差してすぐだから高幡不動検車区と高幡不動駅でしょうか。
 鉄道好きにはたまらないです。鉄道好きの子にも。


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英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩 [本]


英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩

英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩

  • 作者: 山内 史子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/29
  • メディア: 単行本


 英国、この本では主にロンドン、それから郊外の街で書かれ、舞台となったロンドンとロンドン近郊を物語とともに紹介した本。
 「ハリー・ポッター」シリーズや「パディントン」シリーズ、「くまのプーさん」シリーズ、「不思議の国のアリス」、「指輪物語」などのファンタジー作品が、舞台となった場所の写真と一緒に、物語とその背景にあった社会的な背景とともに紹介されています。
 写真がとにかくきれいで、勝手ながらロンドンに抱いていたイメージを、良い意味で覆されました。
 鮮やかな公園の緑、多くの花の色、町並み、駅舎とプラットホーム。不思議なくらい美しいです。
 現代的なものと、中世から続いている歴史的な建造物が当たり前のように同居しているロンドン。すごいなあ、いいなあと思いました。

 遥か昔に、子どものころ読んだ「くまのプーさん」、や「不思議の国のアリス」「メアリー・ポピンズ」シリーズなど、また改めて読み返してみたいなと思いました。きっと文章から美しいロンドンの町並みが思い浮かんでくるんじゃないかなあ。


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