掟上今日子の遺言書 [本]
忘却探偵、掟上今日子シリーズの4作目。
冤罪体質の主人公、隠館厄介。厄介の名が体を表すとばかりに次々と災難が降りかかる。何か災難がある度に、有能な探偵、掟上今日子に世話になっている。掟上今日子は、依頼を受けた仕事はその日のうちに必ず解決する。なぜなら、記憶を一日で失ってしまうからだ。
隠館厄介は仕事場の古書店が入っている雑居ビルから外に出たとたんに、屋上から投身自殺する女子中学生の直撃を受ける。
厄介は辛くも命をとりとめ骨折ですんだが、女子中学生の方は意識不明で生死の境をさまよっているという。
女子中学生がなぜ自殺を図ったのか、その一因に関わっている理由から、掟上今日子に依頼することになるが……。
あっという間に読めます。隠館厄介の目線で話が進んでいきます。だからか、ポンコツなオイラはどうなるのか、だいぶあとの方まで皆目見当つかないままでした。
内容を詳しくは書けませんが,面白かったです。