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地図で読み解く京急沿線 [本]


地図で読み解く京急沿線

地図で読み解く京急沿線

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売日: 2019/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 「地図と地形でたどる京急沿線」と,本書の帯の宣伝文句のように,京浜急行の路線や,沿線との関係が細かくかかれています。

 章立ては,以下の通り。

Chapter 1 京急全線編

Chapter 2 品川・大森・蒲田編

Chapter 3 羽田・川崎編

Chapter 4 横浜編

Chapter 5 横須賀・三浦半島編


 京急全線,それから,それぞれの地区ごとに,様々な地図と京急線との関わりを書かれています。
 その地図が,古い時代の地図,物によっては明治初期にかかれた鳥瞰図もあったりしてその地図表現だったり,現在とちがう地形だったりしてとても興味深いです。

 京浜急行は,開業した頃,横浜の北と南で電気鉄道会社が違っていて,品川-横浜は京浜電気鉄道,黄金町-浦賀と金沢八景-逗子は湘南電気鉄道が前身となっている。
 そのため,北と南でルートや駅の数などにも違いがあるそうです。
 
 京浜急行の歴史的なことは色々読んだけれども,開業した頃や,まだ京浜電気鉄道の古い路線図をみると,まだここが開業していなかったのだなとか,開業するつもりで線はひいてあるけれどその後路線のが凍結されて未成線になってしまったのだな,などということが実際に見られて面白いです。
 
 昭和初期の沿線の案内図,戦前の三浦半島の地図には,軍の重要施設などもたくさんあったのだな。ただ,それは地図上から消されていたけれど,要塞地帯区域線(実際には,旧字体の要塞地帶區域線,ブログで出るだろうか?)がひかれていたのだな。
 そういえば横須賀の米軍基地や海上自衛隊の基地なども,旧海軍施設が流用されたのだなといろいろ考えてしまったのです。

 1回ではとても読みこなせないのです。何回でも読みたいです。地図を見るたびに,地理・歴史的な新しい発見があるんだろうなと思います。楽しいことです。


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