くまのパディントン [児童書]
「くまのパディントン」シリーズの第1作目。
ロンドン、パディントン駅のホーム。ブラウンさんと奥さんは、スーツケースの上に座り込んでいた小さいクマを見つける。
ブラウンさんはペルーからの密航者だというそのクマにパディントンと名前をつけ、家に連れて帰る。
ブラウンさん夫妻、娘のジュディ、息子のジョナサン、お手伝いのバードさんに迎えられ、ブラウン家での暮らしが始まる。
礼儀正しいけれど、パディントンが興味を持ったことを始めると必ず何かのトラブルが起こってしまう……。だけど、なぜか憎めない性格で。
子供たちはパディントンのなかに自分を見いだすのだろうなと思います。大真面目なのだけど、あまり考えなしに行動し、やらかしてしまうパディントンに、笑ったり、共感したり。
子どもたちがパディントンに自分自身を投影して読めるからこそ、今までに名作として残ってきたのではないかと思います。
2019-02-01 07:51
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