東京すみっこごはん [本]
東京すみっこごはんシリーズの第一作。
東京の片隅、商店街の脇道に共同台所「すみっこごはん」がある。そこは、さまざまな人々が集まり、くじで当たった人がその日の料理をする共同台所であった。
何かの縁で「すみっこごはん」にやってきた高校生、OL、タイ人、アラ還おやじ、それぞれの物語が書かれた連作小説。
短編のそれぞれの物語にも、食を通じてほっこりするし、この「すみっこごはん」ができた理由が分かる。
それぞれの辛さを抱えながら「すみっこごはん」の人々との触れ合いで癒されているように感じた。心にも栄養をもらって新しい一日を生きていくんだなあ、本当に「すみっこごはん」があったらいいのになあと感じた。
2018-11-25 08:37
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0