ずかんプランクトン [図鑑]
海や川、湖や池などで見られるプランクトンを、掲載した図鑑です。
多くの種を載せるのではなく、池の水などを採集して顕微鏡で観察したときに、よく見られるものを中心に掲載されています。
子どもたちが自由研究などで、微生物を調べるときにとても便利。
カラー写真がきれいで、また大判の本なので(B5)写真が大きくはっきりと掲載されていて、からだや単細胞生物では細胞のつくりなども分かって、とても楽しく見ました。
コラムも充実していて、思いがけない生態が分かって楽しいです。プランクトンって、人間にはあり得ないような殖え方をするものがありますね。
プランクトンというと、顕微鏡で見られるくらいの微生物のようなイメージですが、水中に漂って生活する生物がプランクトンです。エチゼンクラゲのような1〜2mまで大きくなるものでも、水中に漂っているものはプランクトンなんですね。プランクトンのなかまの多さにびっくりします。
子ども向けのプランクトンの本ですが、大人にとっても見ごたえがあると思います。
2016-09-02 09:29
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