ぼくの家は「世界遺産」 [児童書]
写真家の小松義男さんが,世界遺産となった家をめぐり,それについて書かれています。
家を巡っての旅行記といったところです。
紹介されている世界の家は,
・スロヴェニア,楕円形の家
・ベネズエラ,ヤノマミ族の何家族もが集団で生活する大きな家
・ベネズエラ,ワラオ族の壁のない家
・ネパール,ミティラー地方の壁絵がある家
・ナイジェリア,泥の厚い壁の家
・インドネシア,スラウェシ島の曲がった木の柱の家
・アメリカ先住民の移動する家
・アルジェリア,ムサブの谷の家
・ルーマニア,マラムレシュ地方の屋根に目ともいえそうな煙突穴のある家
・アメリカ,アリゾナ州の藁の家
それぞれ,とても個性的な家でした。自分の身の回りにある日本のありがちな住宅とは一線を画した,独特の家です。
そのような家となる背景には,その国や地方の気候,文化などと深い関わりがあるのだと改めて感じました。
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