おさるのはまべ [児童書]
いとうひろしさんのおさるシリーズです。
おさるは、みなみの島にすんでいる。島にはやまがあり、もりがあり、かわがあり、はまべがある。
おさるははまべであそぶいちにちがだいすき。
はまべのなみうちぎわで、すながざざーっとながれたり。うみのみずがいつのまにかふえたりへったり。
うみべはふしぎなことがいっぱいだけど、うみべでごろごろ、ねころんで、なみのおとをきいて、かぜがとおりすぎるのをかんじます。
童話がいっぱいシリーズは幼稚園年中くらいからでも読める子は読めてしまいます。親が読んであげれば3歳でも聞いて楽しめるかも知れません。次女みき(仮)もおませちゃんなので年中くらいにひらがなの文字を読んでいました。お姉ちゃんが読んでくれるから、じゃあみき(仮)も読む、って感じでほいほい読んでしまいました。
海辺で感じることを本で再体験するようです。ぜひ、海水浴の前後に。波がざざーっと流れる感じとか、文そのものは簡単でも、味わいがあります。いとうさんの文から受ける感覚がとても気持ちいいです。
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